日産、カーライフ アドバイザーが訪問先で車検予約

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日産自動車は、2006年1月からインターネットを活用し、店舗端末及びカーライフ・アドバイザー(営業員)の携帯電話端末から車検、点検及び修理などのサービス入庫の予約管理を行えるシステム「i-PORT」を国内自動車メーカーとして初めて導入する。

すでに今年5月以降13社の販売会社で試験的に導入しているが、2006年9月までに全国の各販売会社に順次導入していく予定。

このシステムを利用することで営業員は外出先でも即時に、サービス入庫の予約をすることができるようになる。その際、サービス工場の空き状況を時間帯別に確認し、顧客向けの代車も同時に予約することも可能だ。

また、ディーラーでは、システムの導入により、月末に集中しやすいサービス関連業務負荷の平準化を図ることができる。これまで試験導入したディーラーでは、平準化でサービス工場の生産性が3%以上向上しており、これにより顧客に対する安定した質の高いサービス業務の提供も可能となる。

システムの設計・開発については、甲斐日産自動車とオネストが基本コンセプトの企画と基礎開発を担当し、日産が全国の販売会社展開向けの企画・開発を行った。

《レスポンス編集部》

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