MRの進化、もうひとつの注目点は“ルーフのアルミ化”。ここでのマイナス4kgは、ロールモーメントで換算すると、ボンネットの高さでより3倍の効果がある。重心高さも3mm低くなった。
【三菱『ランサーエボリューションMR』乗った】エボVIIIってこんなに遅かった?
MRとは、“ミツビシ・レーシング”の意。だが、パッと見た感じでは、隣に並んだエボVIIIと、それほど大きな違いはないように見える。
“ビル足”になった、ACDなど電子制御系がより賢くなった、ルーフがアルミ化された、などと聞いても正直、“弱マイナーチェンジ”のイメージでしか、MRを見ることはできなかった。だが……。
テストコースのワインディング路での試乗が始まった。軽くアクセルを踏みこんでいくと、「な、なンなンだ、この音? 強引なトルクは!?」。陸橋の上を軽くジャンプし、姿勢を崩しながら着地しても「なんだ、この安心感は……」。2速でパーシャルなアクセルワークが待ちきれなくて、エイ! と踏んでしまったが、「はぁー、これで、こう曲がるのかオマエは……」。
初体験の感想は、「さすがランエボ、いい走り」。そして、エボVIIIにすぐ乗り換えてみた。するとまたも、「なンなンだ!」。ブレーキングで、ストレートエンドで、コーナー後半でと、コースのほぼすべての状況で、「こんなもンだったか、前モデルって・・・」と、思わず声に出てしまった。
ベースの現行ランサー誕生とともに、エボVII、エボVIIIと続いてきた。そして迎えた、新エボリューションVIII“MR”は、全世界に広がるランエボファンの期待を大きく上回る、大進化を遂げていた。
エボVIIIMRのプロジェクトマネージャー岩田秀之氏がいう。「エボVIIIまでは、各コンポーネンツが尖がっていた。MRはそれをよりハーモナイズさせ、チューニングの幅が大きく広がりました」。ランエボは無限大に進化していく。MRはランエボの新たなるスタートラインなのだ。
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エボVIIIの「4G63」エンジンの 回り方が、“軽々しく”感じてしまうほど、MRのチューニングでは中高速回転域に力強さがある。最高値的には、出力は280ps/6500rpmを継承、トルクが40.8k...
これで完全無敵だ! エボVIIが登場以来、「世界でもっともよく曲がるAWD」として、世界中から注目を浴びている“ランエボ3種の神器”。それは、ACD、スーパーAYC、スポーツABSだ。
自走の後、撮影されたデジタル画像をみて、「へぇー、こんな姿勢になっているの?」と驚いたほどロールしていたが走っているときには、その自覚がない。違和感はまったくない。
三菱自動車工業は4日『ランサーエボリューションVIII MR』を、13日から発売すると発表した。アルミルーフを採用し、車体重量を軽量化。足回りにはビルシュタイン社製ショックアブソーバーを採用した。
三菱自動車は、同社のランサーエボリューションが米国の自動車専門誌『スポーツコンパクトカー』誌が選ぶ2004年スポーツコンパクトカー・オブ・ザ・イヤーに選ばれたと発表した。
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