トヨタ自動車は、東京の聖路加国際病院で12月14日、「トヨタ・チャイルド・セーフティコミュニケーション」を開催する。子供の身体的特徴とチャイルドシートの必要性や、チャイルドシートの正しい取り付け方などの講習を1時間半にわたって行う。
同講習会は、トヨタと全国の産婦人科医・小児科医が中心になって組織する「子供の安全ネットワークジャパン」と共同で開催するもの。医師の立場から、乳幼児の身体的特徴とチャイルドシートの必要性を説明するとともに、チャイルドシート指導員による実演指導で、確実な装着を指導する。
警視庁・JAFの「チャイルドシート使用状況全国調査」によると、チャイルドシートの装着は2000年4月に義務化されたが、装着率は6歳未満全体で51.7%にとどまっているという。さらに、チャイルドシートの装着のしかたも、7割が不完全な取り付け状態になっているという。