全体相場は小反発し、自動車株も総じてしっかり。もっとも、円相場や米国景気はアゲンストの動きだけに、取引自体は一向に盛り上がらない。このため、自動車株から値動きのいい銘柄に乗り換える動きが、継続的に出ているようだ。
こうした中、ミニバン『トラヴィック』を発売した富士重工業が、前日比3円高の821円と小幅ながら3日続伸。ロシアに販売会社を設立したトヨタ自動車が20円高と小幅続伸し、ホンダ、マツダも小反発した。
半面、ダイハツ工業、スズキが軟調な動き。前日急落した日産自動車は、741円で変わらず。国内エンジン生産の集約化に関して朝刊で報道されたが、特別に材料とはされなかった。