F1分裂の危機が決定的になり、新カテゴリー設立の動きもより活発になってきた。分裂を望むヨーロッパの5大クルマメーカー(フィアット/フェラーリ、ルノー、BMW、ダイムラー・クライスラー、フォード/ジャガー)は先日会合を開き、フィアット社チーフエグゼクティブのパオロ・カンタレッラをニューベンチャーのプレジデントに選出した。
フィアット側は会談後、次のようにコメントを発表。「われわれメーカー側の目標はレースへの興味をさらに喚起し、すべての人々が無料で観戦できるようにようにすること。そして収益を競争を支えるために出資したものに還元することにある」