日本自動車工業会(自工会)は、2000年度の自動車生産実績を発表した。それによると2000年度は前年度比1.2%増の1004万4293台で、3年ぶりに1000万台を超えた。国内販売や海外生産が好調だったのが主因。
2000年度の車種別生産台数は、乗用車が同1.8%増の829万7117台で全体を引っ張った。トラックは同2.2%減の169万2596台で、こちらは6年連続の前年割れ。自工会が統計をとり始めた1967年に次いで低い水準だった。
1000万台を突破したことで市場回復も予想されるが、トラックは低迷しており、メーカーでは今後も工場閉鎖の可能性も。