これまで後付けの自動車用ドレスアップパーツなどの販売を手掛けてきた日産アルティアは、今月から『OWN』というブランドを掲げ、自動車のカスタマイズ事業に積極的に乗り出すことになった。
日産アルティアは販売会社だがこれまでも活発にカスタマイジング事業を行なっていた。OWNブランドパーツは、日産全系列であつかわれることなる。これでメーカーが自前で進めるカスタマイズ事業はトヨタ『モデリスタ』に続き、2社目となる。
日産もアルティアのカスタマイズ事業参入を前に、カスタマイズ車のベースとなるグレード「Type-B」を各車に順次投入している。これはカスタマイズに使用されることを前提とし、外装の装備を極力削ったものだ。
OWNブランドとしては、すでにステーションワゴン『ステージア』用として、エアロパーツやアルミホイール、グリルなどの販売を開始しており、今後はSUV系を中心に装着可能車種を増やしていく。
また、同社のWebサイト内にカスタマイズのシミュレーションも設ける予定で、サイト上からの購入も可能となるシステム作りを進める方針だ。