【新風『ブルーバード・シルフィ』Vol. 7】デザインの細部のこだわり

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【新風『ブルーバード・シルフィ』Vol. 7】デザインの細部のこだわり
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上質感にこだわり、セダンとしての熟成をはかった『ブルーバード・シルフィ』は、これまでのセダンとの差別化をはかるため内装などをはじめ、細部に細やかな配慮をしている。

インテリアは丸い柔らかな印象を持つテーマで統一され上質感を演出する。「ここの角の丸さにはこだわりました」と言って日産デザイン本部の中島チーフデザイナーが指差すのは木目調パネルの部分。なるほどドアの内側の部分などは、そこの丸みを見せるためのように木目調パネルの部分が少し内張りよりも出ている。

カフェラテ色と日産が呼んでいる内装色も上質感に一役かっているように見える。この内装色は今後発売される新型『シーマ』等の高級車にも使われるものだという。「この色もたいへん吟味し、絶妙な色を選びました」と中島チーフデザイナーは語る。

シルフィのエクステリアの特徴である、サイドのショルダーの面質にもこだわりが見える。「スムーズで艶やかな面にするため、断面のピーク(カーブの一番きつくなる部分)を少し下げました」と中島チーフデザイナー、「ドアのモールも全部つなげてしまうのではなく、途中で終わらせることでその面を広がりのあるものとして活かすようにデザインしています」

普通に見えるようで細部へのこだわりから上質感を作り出し、これまでのセダンとの違いを見せているブルーバード・シルフィ。写真では伝わりにくい微妙な部分がミソのようだ。

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