オーストラリア……カンガルー、リゾート、そして驚きの自動車技術

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オーストラリア政府とオーストラリア国内自動車部品メーカー100社以上の協力で製造された、低公害ハイブリッド駆動のコンセプトカー『アクセスオーストラリアLEV』が、22日、東京のオーストラリア大使館で日本発表された。

計画開始からわずか12カ月で完成した(オーストラリアでは2日に発表)このクルマは、低公害の直列ハイブリッド駆動システムを搭載する。リアに1.4リットル・ガソリンエンジンを搭載、発電機を回して電気を電池にいったん充電するか、直接電気モーターを回す。モーターはフロントに搭載され、前輪を駆動する。パワートレインの設計目標は、最高速度約140 Km/h、0〜100 Km/h加速が10秒という、在来車の標準性能に匹敵する性能だった。

オーストラリア自動車産業界の振興を目的にアクセスオーストラリアLEVは制作され、オーストラリアの自動車技術をアジア、欧州、北米の自動車メーカーにプロモートする。11カ国58地域での巡回展示会が計画され、日本が韓国に次いで2番目の開催地だ。大使館でのレセプションの後、アクセスオーストラリアLEVは日本車メーカー各社を巡回してプレゼンテーションを行なう予定。

《高木啓》

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