東京都は、都バスの営業所に黒煙の濃度を測定する排気黒煙濃度測定装置(スモークメーター)を導入することを決めた。都が展開しているディーゼルNO運動の中で、「黒煙を吐くトラックを見たら都に通報するよう」求めているだけに、都バスで自ら進んで襟元をただすことにした。
スモークメーターは自動車のマフラーに装着すれば、黒煙の濃度を数値でチェックできる。黒煙を吐く自動車は整備不良が原因のケースが多い。都では、整備不良による黒煙排出を防止するため都バスの黒煙のチェック体制を強化する。
ディーゼルNO運動を展開している都のバスが黒煙排出で通報されたら「シャレにならない」との思惑も。