
【池原照雄の単眼複眼 最終回】安全技術で世界をリードしよう
この2週間で、ホンダとマツダの先進的な安全技術を体験取材する機会があった。クルマやバイクがもたらす交通事故という負の側面を、何とか克服しようというテクノロジーの必死の挑戦が続いている。

【池原照雄の単眼複眼】再生エネを自ら造るトヨタの新EV…スタンダードとしたい技術
トヨタ自動車が2022年半ばに世界で売りだす電気自動車(BEV=バッテリーEV)の第1弾、『bZ4X』の詳細を公表した。バッテリーの長寿命化など、これまで培ってきた電動車での技術蓄積を生かし……

【池原照雄の単眼複眼】ホンダ、「夢の力」で空・宇宙・月面へ挑む
ホンダが9月30日に、航空・宇宙やロボティクスなど新領域での技術開発を公表し、自動車やバイクといった既存事業以外のモビリティへの進出を提示した。

【池原照雄の単眼複眼】日産とホンダが自動運転車サービスの公道実験…交通の“空白”を埋める事業化に期待
自動運転車両によるモボリティサービスの実用化に向けた実証実験が今月、日本の自動車メーカー2社によって始まる。日産自動車が横浜市、ホンダが栃木県の宇都宮市および芳賀町で着手するもので、いずれも公道での実験だ。

【池原照雄の単眼複眼】トヨタ、バッテリー技術の奥深さ…ニッケル水素にバイポーラ型を新開発、アクア新型に搭載
トヨタ自動車は7月19日に全面改良して発売したハイブリッド(HEV)専用車の『アクア』に、高出力化が可能な「バイポーラ型ニッケル水素電池」を駆動用車載バッテリーとして世界で初めて実用化した。

【池原照雄の単眼複眼】トヨタ、LCA着手18年の蓄積…2035年に全工場のカーボンニュートラル実現へ
トヨタ自動車が、国内外の全工場におけるカーボンニュートラル(温室効果ガス排出の実質ゼロ化)実現を従来の2050年から2035年に前倒しする目標を掲げた。国内はもちろん海外を含む主要自動車メーカーのなかでも、最も早い実現となりそうだ。

【池原照雄の単眼複眼】日本各社の今期業績、3重苦にも収益力改善へ確かな手応え
コロナ禍で開け、期末には半導体不足と原材料費の高騰が加わって“3重苦”にある自動車メーカーの2021年3月期決算が揃った。

【池原照雄の単眼複眼】CASE実装で日本の物流を変える---「あり得ない」を超えたトヨタ・いすゞ・日野の協業
こうした切り口での協業復活もあるのかと驚かされた。トヨタ自動車と商用車大手のいすゞ自動車および日野自動車が提携し、次世代技術・サービス群である「CASE」の展開を小型トラック分野を中心に加速させるというのだ。

【池原照雄の単眼複眼】鈴木修会長、軽自動車を存亡の危機から救ったもうひとつの偉業
スズキの鈴木修会長(91)が6月の株主総会で会長から相談役になる。1978年(昭和53年)の社長就任から43年もの間、スズキのみならず自動車産業をけん引した名経営者が第一線から退く。

【池原照雄の単眼複眼】営業利益2兆円のトヨタ筆頭に大幅な上方修正相次ぐ…販売回復と費用圧縮テコに
日本の乗用車メーカー(上場7社)の2021年3月期・第3四半期(4~12月)の連結決算が10日までに出揃い、コロナ禍による逆境からの業績回復が鮮明になった。