自動車各社は2021年3月期の第1四半期(4~6月期)業績を公表するとともに、トヨタ自動車を除いて見送っていた通期予想も、スズキ以外が明らかにした。
自動車各社がコロナ禍からの事業再建に懸命の取り組みを進めているなか、マツダの販売や生産の回復が比較的堅調に進んでいる。
ホンダは新型コロナウイルスの感染防止対策として生産部門などを除いて在宅勤務を積極的に導入しており、4月からの新入社員研修も全面的にオンラインで展開した。前例のない新人研修であり、コロナ禍のもと、試行錯誤の人材育成を進めている。
新型コロナウイルスの世界的な感染拡大は、世界の自動車需要にも強烈なインパクトを与えている。そうしたなか、ウイルスの起点でもある中国で新車需要がいち早い回復を見せてきた。
新型コロナウイルスの世界的な感染拡大は、グローバルで事業展開する自動車産業に強烈なダメージを与え始めている。
◆新車は最高で10万円、後付けの急発進抑制装置も対象に
自動車メーカーの2019年における世界新車販売台数を連結またはグループベースで集計し、上位10社(グループ)をランキングした。
トヨタ自動車が自動運転技術やロボット、スマートホームなどの開発のため、人が暮らしながら実証実験できる「コネクティッド・シティ」を富士山のふもと、静岡県裾野市に建設する計画を公表した。
◆トヨタは日本では2人乗り超小型車でスタート ◆同容量35.5kWhのバッテリーを搭載して欧州に乗り出すホンダとマツダ ◆中国に3モデルを投入し、BYDとも合弁を設立するトヨタ
◆新モデルや高齢者へのサポカー購入補助が需要復元の力に ◆5月には国内4チャンネルを実質統合するトヨタ ◆店舗統廃合も動き出し、販売力への影響は?
◆東京オリンピック・パラリンピックを機に東京で産官学の試乗イベント ◆トヨタはお台場でMaaS向けの「レベル4」実験車を走らせる ◆ホンダは高速道路の渋滞時に限定した「レベル3」の自動運転車を市販へ
トヨタ自動車とNTTグループが2017年3月から共同で進めているコネクティッドカー向けのICT(情報通信技術)基盤に関する共同研究開発について、このほど両社が進捗状況を説明した。
量産でのデザインの忠実な再現にはプレス、車体組み立て、塗装といった生産技術力がモノを言う。自動車メーカーとしてはスモールプレーヤーならではの生産・デザイン両部門の密な連携により、高難度デザインを実現させている。
10月24日に開幕する東京モーターショー2019は、広域となる会場や大掛かりな無料イベントの導入など、かつてなく新機軸と見どころがいっぱいだ。新たなモーターショーの姿を模索していくだけに、社会がどう反応するかも見どころとなる。
自動車メーカー各社が国内系列販売会社の中古車事業の強化を支援する動きを活発化させている。中古車販売がもたらす利益は、直接的にはメーカーの収益にはならないものの、販売会社の体力を強めることで新車販売の促進につながる。