e燃費でも上位独占!ホンダ車、低燃費の秘密に迫る!
河口まなぶが挑む! とことん走って低燃費を実感 TOPICS2
実走テストその1
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撮影協力:ナビオス横浜
デート気分で時間を忘れて山の手巡り
まずは朝8時、横浜みなとみらいにあるナビオス横浜で読者代表の水谷麻子さんと待ち合わせ。彼女が今日1日パートナーというから、まさにデート気分だ(笑)。

早速ふたりでフィットに乗り込み、首都高を経由して第三京浜を都内に向けて走り出す。平日の朝に上り線を走るということで渋滞が心配されたが、目立った渋滞もなくスムーズに気持ちよく第三京浜を駆け抜けることができた。それだけに燃費計に目をやると、早速19.4km/リッターという優れた数値を出していた。

そして第三京浜から環八(=環状八号線)に入り、水谷さんが通っていた高校があるという田園調布を目指す。朝ということもあって環八はやや詰まり気味。ストップ・アンド・ゴーを繰り返すフィットの燃費計も当然徐々に数値を下げ、田園調布に到着したときには19.1km/リッターだった。

田園調布で一息入れたあと、今度は目黒通りにあるアンティーク家具ショップ「ジェオグラフィカ」に寄り道。さすがに都内を走行しているだけに燃費計の数値は下がり続け、お店に到着した時には燃費計は18.9km/リッターを指していた。

こちらのショップは1900年代初めのインテリアのほか、食器や雑貨なども多数取り揃えられておりじつに興味深いお店だった。しかもここはカフェも併設されていたので、早めにランチをとった。そしてお茶をして、再び都内を横断していく。

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撮影協力:GEOGRAPHICA(ジェオグラフィカ)URL
東京都目黒区中町1-25-20 TEL:03-5773-1145
目黒通りを抜けて銀座方面へと向かい、さらにその先の箱崎を目指す。道はそれほど混んでいなかったが、ストップ・アンド・ゴーは相変わらず繰り返され、結局箱崎のGSに到着した時には、燃費計は17.6km/リッター辺りを指したのだった。

GSで一度ガソリンを満タンにしてみたが、本当にほんの少ししか入らなかった。結局横浜から箱崎までのトータル燃費(満タン法)は15.47km/リッター。燃費を気にしながら運転したわけではなく、あくまで普通に走らせてこれだけの低燃費が出るのだから満足。ここからもてぎまでの燃費にも期待が持てる。
リアルタイムで見る、燃費の変化―街乗りモード
最初は首都高や第三京浜を走行したとはいえ、いきなり20km/リッター近い数値が出たのには驚いた。しかも都内の流れがあまりよくないところを走ってもあまり落ち込まなかったのは立派だ 
燃費アップのワンポイントテクニック
空気圧編
タイヤというのはトータルバランスに一番優れた指定空気圧というものが設けられている。運転席のドアを開けたところに表示してあるのだが、この指定の数値よりも少ないと燃費はかなり悪化してしまう。逆に若干高めにしてやると、有利になるのだが、ゴツゴツ感が増したり、タイヤが片べりしたりするので、フィット所定の走行性能を発揮させ、快適にドライブするには指定の数値を守るのがいいだろう。
One Point
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1カ月に1度の割合で確認し、少ないようなら充填してやろう。給油のついでに行なうのが一番楽だ
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CONTENTS
低燃費テクノロジー最前線 実走テスト 技術統括に清水和夫が迫る