e燃費でも上位独占!ホンダ車、低燃費の秘密に迫る!
河口まなぶが挑む! とことん走って低燃費を実感 TOPICS2
INTRODUCTION
横浜を出発して東京を抜け、そしてツインリンクもてぎをゴールとするのが今回の実走テストのコース。さらに都内まで街乗りモード編とし、それ以降は高速と郊外路メインとなるため、レジャーモード編として、2ステージでの測定を行なってみた。あくまでもエコランではなく、日常的なドライブ気分で走行するというがポイントとなる
私たちがドライブします!
河口まなぶ氏 水谷麻子さん
モータージャーナリスト
河口まなぶ氏
読者代表
水谷麻子さん
今回のルートはこちら
自動車本来の魅力を犠牲にせずに走りの楽しさと低燃費の相関関係を探る
Photoガソリン価格の高騰が著しい昨今だけに、当然自動車における燃費性能は気になるもの。とくに自動車を生活の道具と考えるほど、できる限りランニング・コストは抑えたいというのが多くの人の本音のはずだ。

ただいっぽうでひとりのクルマ好きとして僕が思うのは、自動車の本質である「走り」の面における楽しさ気持ちよさは犠牲にしたくない、ということ。もちろん自動車は環境に優しいほどよいし、無駄に燃料をまき散らしたくはないとは思う。ただそれでも過度に環境や燃費を気にしてしまい、自動車本来の魅力を犠牲にするのも何かしっくりこない。そう考えると自動車の魅力を存分に味わいながら、あまり意識的にならずに環境や燃費にも優しいというのが理想ではないか。

そこで今回はホンダ・フィットを使って、横浜からツインリンクもてぎまでの約210kmを走ってみた。今回の試乗車は1気筒にふたつのプラグを持つ1.3リッターのi-DSIエンジンを搭載し、ホンダマルチマチックと呼ばれるCVTを組み合わせたモデル。10・15モード燃費性能ではじつに1リッターあたり、24.0km(※:取材車両は、フィット1.3A メーカーオプション装着車です)を誇る。
ただし、先にも記したように今回は我慢を強いるようなエコランを行なうのではなく、あくまで生活の中における自動車の楽しさ気持ちよさを感じつつの、休日ドライブ的な感覚で、その燃費性能を試してみた。

フィットを使って自動車のある楽しい1日を過ごして、果たして燃費はどのくらいになるのか? それを実践してみたわけだ。
燃費アップのワンポイントテクニック
アクセル編
まずはなにはなくとも、アクセルの踏みが燃費に大いに影響するというのはわかるだろう。同じスピードを出すにしろ、急に、そして強く踏むのは御法度。指先で踏むような感覚で、じんわりと力を入れていくのがポイントだ。またアクセルを無駄踏みしないというのも大切となる。たとえば、先の信号が赤なのにアクセルを踏み続けていては燃料を無駄使いするだけだ。先の流れを読んで、早めに操作するようにしよう。
One Point
Photo Photo
最終的に同じ量踏み込むにしろ、急にガバッと踏むようでは燃料が無駄に消費されてしまう
先の信号が赤なのに加速しても意味ナシ。逆に青なのに踏まないのは流れを阻害するだけ
TOPに戻る 街乗り編へ
CONTENTS
低燃費テクノロジー最前線 実走テスト 技術統括に清水和夫が迫る