 |
|
 |
――新中期計画では「オンリーワン・ブランド」を目指すとも謳っています。具体的にはどのようなイメージになりますか。
梶川 基本的には、「ヤマハだから」商品を買っていただけるとか、投資して株主になっていただけるとか、「ヤマハだから」という信頼感を作りたいということです。他社とは違うもの、その表現として「オンリーワン・ブランド」を掲げました。ライフスタイルを提案できる販売店づくり、ヤマハならではのデザイン、また投資家の方々へのIR活動の強化などに取り組んで行きます。
――株主には連結業績ベースで10%以上の配当性向という意欲的な方針もコミットしています。
梶川 安定配当を重視してきたので、水準は低かったと認識しています。財務体質も改善されたので、業績連動を軸にして株主様への還元を進めたいと考えています。
――デザインではGKダイナミクスという外部のパワーを生かして独自のスタイルを構築しています。オンリーワンを目指すうえでのデザイン戦略はどうなるのでしょう。
梶川 当社はヤマハから分離されて創設された当時から、非常にユニークな形をとってきました。GKグループさんに発注するとともに、エルムデザインという子会社もある。GKさんとヤマハというコンビネーションから生まれるデザインが特徴となっています。この方針は変えません。商品企画はもちろん当社主導ですが、デザインは内部だけに依存すると「自分たちはバイクの専門家だ」ということで、かえって限界があるからです。
|
 |
 |
Page: 3 of 5 |
|
|
 |
ヤマハ発動機 http://www.yamaha-motor.co.jp/ |
 |
|
 |