三菱自動車が4月20日、国土交通省に提出した燃費試験データについて、不正な操作を行っていた、と認めた問題。この問題について、同社の米国法人が、声明を発表した。
石井啓一国土交通相は28日の会見で、三菱自動車工業が不正操作によって型式申請を行った軽自動車4車種をはじめ、同社が販売する9車種すべてについて検証を行うことを明らかにした。
三菱重工業は、持分法適用会社の三菱自動車の2016年3月期決算の影響から業績見通しを下方修正した。
三菱自動車工業による燃費データの不正が発覚し、4月20日から販売が停止されている三菱の『eKワゴン』や日産の『デイズ』など4モデルの販売再開が、早ければ7月になる可能性が出てきた。
三菱自動車は4月27日、東京・田町の本社会議室で2015年度決算会見を行った。しかし、今回はその雰囲気が大きく違った。いつもは空席が目立つ会場も満席で、テレビカメラもズラリと並ぶ。相川哲郎社長らが入場すると、カメラのフラッシュが一斉にたかれた。
三菱自動車工業の経営企画・財務統括部門長を務める田畑豊常務は4月27日の決算発表会見で、同社の財務状況について「体質は非常に強いと思っている」と述べた。
2016年3月期の決算発表が始まった。自動車メーカーでは、ダイハツ工業、日野自動車、マツダ、それに燃費データ不正問題に揺れる三菱自動車の4社が、4月27日に発表を行った。
三菱自動車工業は4月27日、2016年3月期の連結決算を発表した。今期(17年3月期)の業績予想については燃費データ不正の影響から算定できず公表を見送った。
三菱自動車が発表した2016年3月の生産・国内販売・輸出実績によると、総生産台数は前年同月比1.9%減の12万1961台で、4か月連続のマイナスとなった。
三菱重工業は、2016年1-3月期に客船事業で508億5000万円の特別損失を追加計上すると発表した。
三菱自動車が発表した2015年度(2015年4月~16年3月)の生産・国内販売・輸出 実績によると、総生産台数は前年度比5.5%減の120万4808台で、4年ぶりのマイナスとなった。
軽自動車などの燃費データ不正問題について、三菱自動車が社内調査の中間報告を国土交通省に提出し、同社の相川哲郎社長らが先週に引き続き2回目の記者会見を開いた。
三菱自動車工業の燃費不正操作は、計測手法の取違いだけではなかった。対象車種の『ekワゴン/ekスペース』、日産ブランドの『デイズ/デイズルークス』、いずれも実測は一部のグレードに限られていた。
三菱自動車工業の相川哲郎社長らは4月26日、国土交通省で燃費データの不正問題について記者会見し、問題が発覚した『eKワゴン』などの軽自動車の燃費目標が企画当初から発売まで5回改定されたことを明らかにした。
三菱自動車工業の相川哲郎社長は4月26日、国土交通省で燃費データの不正問題について記者会見し、不祥事を「会社の存続にかかわるくらいの大きな事案」と語った。