トヨタ自動車は19日、コンパクトカーの『ヴィッツ』を一部改良し燃費性能を向上させたモデルの販売を全国で開始した。
1.0リットルエンジン(インテリジェントパッケージを除く)、1.3リットルエンジン(4WDモデル除く)搭載車のエンジン、トランスミッション、オルタネーターなどの制御を改良し燃費を向上。1.0リットルエンジン搭載車で従来比+0.5km/リットルとなる22.5km/リットル、1.3リットルエンジン搭載車で従来比+0.4km/リットルとなる20.0km/リットルに燃費を向上した。
これにより「平成22年度燃費基準+25%」を達成し、「エコカー減税」の適用により自動車取得税と自動車重量税の75%減税を受ける事ができる。従来モデルでの減税は50%だった。
また、福祉仕様の「ウェルキャブ」についても同様の改良を施した。
価格は、1.0リットルの「B」が107万6000円、1.3リットルの「F」が124万4000円。ウェルキャブは126万3000円(フレンドマチック取付用専用車)から。