メルセデスベンツ Eクラスワゴン 新型、初公開!!

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ダイムラーは5日、新型メルセデスベンツ『Eクラスワゴン』を発表した。1月にデビューした新型『Eクラスセダン』をベースに、伸びやかなステーションワゴンフォルムを構築。欧州では11月から納車が始まる。

新型のボディサイズは全長4895×全幅1854×全高1471mm。Eクラスセダン(全長4868×全幅1854×全高1470mm)と比較すると、27mm長く、1mmだけ高い。2854mmのホイールベースは共通だ。テールランプはセダンと共通イメージに仕上げられている。

セダンとのメカニズムの大きな違いは、リアサスペンション。積載する荷物の重量に応じて、車高を自動調整するセルフレベリング機能を組み込んだ。さらに「ダイレクトコントロール」と呼ぶアダプティブダンピングシステムも採用。セダンと同様に、高いハンドリング性能と乗り心地を両立する。

荷室容量は、最大1950リットル(VDA計測法)。簡単にリアシートが折り畳める「クイックホールド」機能が付いた。室内側からだけでなく、荷室側からもシートの折り畳み操作がワンタッチでできる。また、「イージーパック」システムも導入。電動開閉式リアゲートの動きに連動して、トノカバーも自動的に開閉するなど、利便性を高めた。荷室のフロア下には、サブトランクが設けられる。

安全面はセダンと同様に高レベル。9個のエアバッグをはじめ、「アテンションアシスト」「ディストロニックプラス」「プレセーフ」「ネックプロ」など、万全の構えだ。

エンジンもセダンと共通で、ガソリンとディーゼル合わせて全10ユニットを用意。駆動方式はFRを基本に、一部グレードには4WDの「4マチック」が設定される。

ガソリンは直噴1.8リットル直4ターボ(184ps)、直噴1.8リットル直4ターボ(204ps)、3.5リットルV6(272ps)、直噴3.5リットルV6ターボ(292ps)、5.5リットルV8(388ps)。ディーゼルは直噴2.2リットル直4ターボ(136ps)、直噴2.2リットル直4ターボ(170ps)、直噴2.2リットル直4ターボ(204ps)、直噴3.0リットルV6ターボ(211ps)、直噴3.0リットルV6ターボ(231ps)。

中でもディーゼルの「E250CDIブルーエフィシエンシー」の直噴2.2リットル直4ターボは、最大出力204ps、最大トルク51kgmの力強さと、欧州複合モード燃費17.5km/リットル、CO2排出量150g/kmの環境性能を両立。10エンジンすべてが、排出ガス性能はユーロ5に適合している。

新型Eクラスワゴンは、9月のフランクフルトモーターショーで正式発表。ドイツでは5日に受注が始まり、納車は11月21日にスタートする。ドイツでの価格は4万1947ユーロ(約583万円)からだ。

新型Eクラスセダンは今春の欧州発売以来、販売台数が4万台を超えるヒット作となった。ワゴンの追加によって、Eクラスの人気はさらに高まりそうだ。

《森脇稔》

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