過去3度ワールドチャンピオンに輝いたニキ・ラウダがミハエル・シューマッハの復帰について「センセーショナルだ!」と歓迎している。
「ミハエル・シューマッハの復帰はものすごいセンセーショナルな出来事。バーニー・エクレストンはギャラの半分を負担すべきだね。モーターレースの世界でこれほどエキサイティングなことがあっただろうか。マシンの性能が関係するからすぐさま勝利することは無理だろうが、彼がいままでと同じパフォーマンスを見せてくれると確信しているよ」
「私が現役復帰を果たしたのは33歳のとき。彼はもう40歳だが、年齢など本人が決めるもの。彼の順応性には疑いの余地がない。素晴らしい活躍をしてくれるだろう」
「もっとも興味深いのは同じフェラーリに乗るキミ・ライコネンとの勝負。果たしてどちらが速いのか。キミの方もそれを証明すべく全力で挑んでくるだろう。政治のゴタゴタがあった後で、ミハエルの復帰は彼自身にとっても、フェラーリにとっても、F1にとっても最高の出来事。成り行きを見守りたい」とラウダは語っている。