気になるニュース・気になる内幕…今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップ、内幕を分析するマスメディアクルージング。
2009年6月17日付
●サーブ売却暫定合意、GMスウェーデン企業へ(読売・8面)
●「高速値下げ」売り時なのに、ETC品切れ中、メーカー増産に及び腰み民主政権になったら(朝日・31面)
●リチウム電池開発競争激化、高性能 小型化へ(毎日・7面)
●09年上期ヒット商品番付、節約しても満足度高く(日経・3面)
●ホンダ、米で大型調達、資産担保証券の発行継続(日経・15面)
ひとくちコメント
日経が2009年上期(1 - 6月)のMJヒット商品番付をまとめ、きょうの本紙と専門紙のMJに掲載している。それによると、横綱は東が「インサイト&プリウス」、西は「ファストファッション」だった。
東は説明するまでもないが西はオヤジ世代にはピーンとこない人も多い。流行のデザインをいち早く取り入れて、安く提供するアパレル店のことで「ユニクロ」や「H&M」のほかにも最近は米国ロサンゼルスの「フォーエバー21」が東京・原宿にオープンして話題になった。
それはともかく、先週、既報の電通総研も同様の調査結果を公表しているが、今年上半期の話題・注目商品で1位の「マスク」に続いて、2位が「ハイブリッド車(HV)」、さらに、下半期に期待する商品ベスト10では「ハイブリッド車」がトップに立った。日経は「ハイブリッド車」としないで、トヨタ自動車とホンダに気を配ってそれぞれの車種名をあげている点が面白い。
また、今回の番付表では西の「前頭」にホンダの耕うん機「ピアンタ」が浮上しているのも興味深い。家庭菜園がブームのようだが、10万円以上する農具を購入すれば、筆者のような“三日坊主”にはならないだろう。