ワールドパフォーマンスカーオブザイヤーは 日産 GT-R

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ワールドカーオブザイヤー主催団体は9日、ニューヨークモーターショーで「2009ワールドパフォーマンスカーオブザイヤー」を発表。日産『GT-R』が受賞した。

同賞はワールドカーオブザイヤーと同時発表。2008年に発売されたスポーツモデルの中から、生産台数500台以上を条件に、世界59名のジャーリストの投票によって、ベストな1台を選出する。最終選考に残っていたのは、シボレー『コルベットZR1』、日産『GT-R』、ポルシェ『911カレラ』の3台だ。

結果は、日産GT-Rが196ポイントを獲得し、2位のポルシェ911カレラの113点、3位のコルベットZR-1の102点を抑えて、栄冠を手にした。

審査員のジャーナリストのひとりは、「GT-Rはパワフルなエンジンとフレキシブルな4WDを搭載し、とくにサーキットで真価を発揮。7万7000ドル(約770万円)の価格も魅力的で、世界最高のエンスージアストのための車」と絶賛している。

北米日産の上級執行役員、ブライアン・キャロライン氏は、「GT-Rの、いつ誰がどんな場所で運転しても楽しめるスーパーカー、というコンセプトが受け入れられた証」とコメントした。

ちなみに、過去の受賞リストには、2006年ポルシェ『ケイマンS』、2007年アウディ『RS4』、2008年アウディ『R8』が名を連ねる。日産GT-Rにとって、受賞は最高の名誉だろう。

《森脇稔》

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