北米日産は7日、ニューヨークモーターショー開幕前夜のメディア向けイベントで、新型『370Zロードスター』(日本名:『フェアレディZロードスター』)を初公開する。
370Zロードスターは、2008年11月のロサンゼルスモーターショーで発表されたクーペと基本メカニズムを共用。3.7リットルV6は最大出力332ps/7000rpm、最大トルク37.3kgm/5200rpmを発生する。現行の3.5リットルと比較すると、26ps、0.3kgmの性能向上だ。
ミッションは6速MTとパドルシフト付き7速AT。6速MTには「シンクロレブマッチシステム」が採用される。これはオプションの「スポーツパッケージ」に用意されるもので、ボタンを押せばレブマッチモードとなり、シフトチェンジでクラッチを踏んだタイミングに合わせて、エンジン回転数を合わせてくれる。
北米日産は、新型の写真1枚を公開。クーペと同様にコンパクトになったボディは、高い運動性能を予感させてくれる。トップは現行型と同じく、電動ソフトトップとなる見込みだ。
新型370Zロードスターは、米国ニューヨーク現地時間19時、メディアに披露。会場には同じく初公開となる『ニスモ370Z』も展示される。