トヨタ自動車は2日、スタイリッシュな7シーターミニバン『ウィッシュ』をフルモデルチェンジし、全国のネッツ店を通じて販売を開始した。
2003年1月に発売した初代ウィッシュは、スポーティなスタイル・多彩なユーティリティ・軽快な走りを実現したコンパクトな7シーターとして、累計販売台数55万台を突破する人気モデル。
2代目となる新型車は『“スマート・マルチ・プレイヤー”ウィッシュ』をテーマに、スポーティ感と快適性に一層磨きをかけ、走行・環境・安全性能を進化させることで、シーンを選ばず顧客の多様な願い(WISH)を叶えるクルマを目指して開発された。
具体的には、優れた環境性能と高い動力性能を両立する新世代エンジン動弁機構「バルブマチック」を搭載したエンジンを全車に採用。Super CVT-i(自動無段変速機)と組み合わせることで、従来型に比べ燃費を最大15%向上した。
また、広がりのある音響空間を生み出す「WISH・パノラミックライブサウンドシステム」を設定するなど、リラックスできる室内空間を追求。さらに、S-VSC(ステアリング協調車両安定性制御システム)やSRSサイド&カーテンシールドエアバッグを全車に標準装備するなど、クラストップレベルの安全性能も備えている。
価格は、ベースグレードの「1.8X」(2WD・FF・定員7人)が184万円、トップグレードの「2.0Z」(2WD・FF・定員6人)が248万円。
月販目標は6000台を目指す。