オートイーブイ、電動スクーターを発売へ…家庭用電源で充電

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オートイーブイジャパンは24日、イタリアンデザインのプラグイン式電動スクーター『スカルピーナ』(イタリア語で「可愛い靴」の意)を発表した。本年5月から発売を開始する。また25日からは、八王子の本社で試乗受付も開始する予定だ。

同社は、日伊共同開発した電気自動車『ジラソーレ』で知られるメーカー。元スバルのラリードライバーで、スバルがF1に進出した際には監督を務めた高岡祥郎氏が代表取締役社長を務める。高岡氏はスカルピーナについて、「朝の新聞配達のバイクがうるさいので、もっと静かにできないかと思ったのが発端です。たくさんたくさん普及してほしいと思います」と語った。

スカルピーナは、ジラソーレで採用したアルミ合金製スペースフレーム技術を応用した、中空断面形状のアルミ合金製チューブラフレームを採用しているのが特徴。左右に配置されたアーチ状のフレーム構造が見た目にもオシャレで、剛性と衝撃吸収力を世界水準の高さで実現しつつ、車重65kgの軽量化を達成している。

バッテリーは機構に応じて、BYD社製品、サンダースカイ社製品を採用。ステップ下面に搭載する形だ。バッテリーは国際連合危険物輸送勧告の試験基準による安全性試験に適合しているだけでなく、バッテリマネジメントシステムを標準搭載し、万全の安全対策が施されている。

車種は大別して2種類。2輪タイプの「スカルピーナ・ドゥエ(II)」と、3輪タイプの「スカルピーナ・トレ(III)」だ。前者はさらに2種類に分かれる。後輪のインホイールモーターの定格出力が600Wの第一種原動機付自転車仕様(原付免許や普通自動車運転免許で運転可能)のAタイプと、定格出力が1000Wの第二種原動機付自転車仕様のBタイプだ。価格はAタイプが34万6500円から、Bタイプが42万円からとなっている。スカルピーナ・トレは定格出力1000W(後ろの2輪それぞれに500Wずつのインホイールモーターを搭載)の第二種原動機付自転車仕様で、65万1000円から。

家庭用100V電源で充電が可能で、1 - 2時間の充電で約45 - 85kmの走行が可能(仕様によって異なる)。ランニングコストは、ガソリンスクーターの約5分の1ということだ(同社計測)。オプションで脱着可能なバッテリーへの変更も可能で、屋内での充電も簡単だ。発表会では実際に報道陣を前に公道での走行も披露。まるでエンジンを切って惰性で進んでいるような静かさだった。

《デイビー日高》

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