【デトロイトモーターショー09】トヨタ プリウス 新型…磨き込まれたスタイリング

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トヨタは12日、新型『プリウス』を発表した。エクステリアは、ひと目でプリウスとわかるデザインを採用。燃費改善に寄与するエアロダイナミクスの向上や、新プラットフォームの採用もトピックになる。
 
新型のボディサイズは全長4460×全幅1745×全高1490mm、ホイールベースは2700mm。現行比で全長は15mm長くなり、全幅は20mmワイドになった。全高とホイールベースは変わっていない。

ひと目でプリウスと識別できるルックスは継承された。真横から見た時に、ルーフを頂点に三角形に見えるスタイリングは新型にも受け継がれている。しかし、Aピラーを前進させ、角度を寝かせることで、いっそうダイナミックなイメージを持たせているのが目を引く。

また、ルーフ頂点の位置は現行よりも約100mm後方へ移動。空力特性が引き上げられ、ウエッジシェイプを強調すると同時に、後席乗員の頭上空間の余裕が広がっているという。
 
現行と比較して大きく変わったのがフロントマスクだろう。前方にせりだしたグリルやLEDを組み込んだヘッドランプは、スポーティな雰囲気。また、ボディサイドではキャラクターラインが力強い印象を放つ。リアではテールランプが大型化され、LEDタイプに変わっている。
 
エアロダイナミクスを徹底追求しているのも新型の大きな特徴。ボディだけでなく、アンダーフロア、タイヤハウス、ホイール形状に至るまで、風洞実験を繰り返し、空力特性が見直された。その結果、空気抵抗係数を示すCd値は0.25と現行の0.26を上回る世界最高レベルを実現した。
 
プリウスは今回の3代目でプラットホームを一新。走りの性能も大幅な進化を遂げている。サスペンションは前がストラット、後ろがトーションビーム。スタビライザー、キャスターアングル、ブッシュ類のチューニングに力を注ぎ、現行を超えるハンドリングを実現したという。Bピラーやルーフなどに高張力鋼板を使用し、ボディ剛性も高められた。
 
ブレーキは現行ではリアがドラムだが、新型では4輪ディスクに変更。ボディの軽量化も図られ、ボンネット、リアハッチゲート、フロントサスペンションなどにアルミ素材を採用した。1.8リットルエンジンになった効果もあって、トヨタの社内テストによると、0-96km/h加速は9.8秒で、現行を1秒以上も短縮したという。

《森脇稔》

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