三輪バイクを製造・販売しているトライクジャパンは、今回の東京オートサロンにハーレーダビッドソンをベースにしたものをはじめ、何台もの「トライク」を展示した。
その中で一際目を引いたのが、フェラーリ仕様のトライクだ。ベース車はスズキ『GSX1300Rハヤブサ』で、「お客様から借りてきたもの」(同社関係者)だという。
昨年9月、同社はある顧客に同車のトライクを販売した。そのときは普通(?)のトライクだったそうだ。そして、今回のオートサロンにハヤブサベースのトライクを展示しようとなり、その顧客に話をした。すると「ぜひ展示してくれ」との返事。
「それで、お客様がこの会場まで自走してきたんですが、見てビックリしましたよ。販売したものとずいぶん変わっていましたからね」と、同社関係者は少し興奮気味に話した。
同社のブースでは、来場者がこのフェラーリ仕様のトライクをカメラに納める姿が多かった。