4日から受注を開始する光岡自動車の新型『卑弥呼』(ヒミコ)は、ホイールベースを700mm延長し、流麗なフロントノーズを形づくっているが、特徴は「ダウンサイジング」や「軽量化」だという。
ベース車であるマツダ『ロードスター』にある操舵感や取り回しの良さは引き継がれていない。同社国内営業課の笠原勝義氏は、「前方に700mmも延ばせば取り回しが悪くなるのも仕方ないこと。もちろん、スタイリングを優先している。機能よりもこの1930年代のデザインに惚れ込んで100%指名買いしてくれるはずだ」と語った。
同社は、卑弥呼はあくまで日産『シルビア』ベースの『ラ・セード』の後継車として位置づけていることから、卑弥呼の特徴として「ダウンサイジング」や「軽量化」をあげ、「女性でも運転できるサイズ」と唱えている。