【GARMIN Colorado300インプレ その1】クルクル操作が気持ちいい。進化したハンディGPS

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自動車だけでなく徒歩や自転車でもGPSを使いこなす人が増えている。ポータブルナビや携帯電話のGPSの普及によるものだが、こういったアイテムでGPSの便利さを知ったなら、餅は餅屋と納得させてくれるガーミンの『コロラド300』に注目したい。

◆より高性能で使いやすく そしてあか抜けたコロラド300

ハンディGPSのトップブランドであるガーミンから新モデルのコロラド(Colorado)300が発売された。同社のハンディGPSラインナップの最上位モデルであり、日本でも人気を博したGPSMAP 60CSxの後継モデルとなる。

コロラド300の紹介の前に、ハンディ(ハンドヘルド)GPSについて少し説明しておこう。ものすごく簡単にいってしまえば、徒歩での使用を前提にした小型軽量なポータブルナビ、それがハンディGPSだ。ただし、いま流行の車載用ポータブルナビや携帯電話のGPS機能とは一線を画していることは強調しておきたい。前述の説明だと簡易的なナビといったイメージを持ってしまうかもしれないが、それは違うのだ。

そもそもハンディGPSは登山やヨットでの位置確認のために開発され、あらゆるアウトドアレジャー、あるいは命がけの冒険の必須アイテムとして独自に進歩してきた。当然ながら、車載用ポータブルナビには真似できないハンディGPSだけの機能も数多い。ちなみにガーミン社はハンディGPSのトップブランド。日本でも登山家やヨットマンの間では広く認知されている。

◆スマートな外観にリニューアル

さて、コロラド300のアウトラインを紹介しよう。本体は携帯電話をやや大きくしたくらいのサイズで、ディスプレイは39mm×65mm(3インチ相当)と大型。ここに地図を表示して、目的地を設定してのナビゲーションが可能なのはもちろん、地磁気を感知関知する磁気コンパスや気圧高度計、温度計なども内蔵する。このあたりはアウトドア用として独自に進歩してきたハンディGPSならではの装備で、同様の理由からボディはヘビィデューティ仕様。衝撃に強いだけでなくIPX7の防水性能を持っている。これは1メートルの水没に耐える性能だ。

ただ、こういった硬派な仕様ながら見た目はゴツくなく、むしろスマート。前モデルの60CSxはミリタリーっぽさの漂う外観だったが、コロラド300は町中で使っても、あるいは女性が持っても違和感のないデザインになった。ハンディGPSの人気が高まり、アウトドアレジャーに限らず日常的に使う人が増えたことからこのような路線変更をしたのだろう。

◆進化のキモは「ロックンローラー」

そのデザインとともにコロラド300の大きな特徴となっているのが、本体上部に装備された「ロックンローラー」という入力デバイスだ。携帯電話の十字キーとクルクル回すダイヤルの機能を併せ持っていて、この多機能インターフェースのおかげでほかのボタンは電源スイッチを含めて3つにまで減らされた。しかもその全てがボディ上部に配置され、親指1本で操作ができるように配慮されている。

機能はナビゲーション機能の強化やオプションによりさまざまな使い方ができるようにするなど、60CSxより大幅に多機能化されている。特に目を引くのは地図の表示モードに「自動車モード」が追加され、オプションで車載キットも用意されることだ。つまりハンディGPSでありながらカーナビとしても使える。また、プロフィール機能により異なった設定をプリセットしておいて簡単に切り替えられるなど、使い勝手も向上している。

《山田正昭》

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