フィアット 500 に「フェラーリ仕様」登場

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フィアット 500 に「フェラーリ仕様」登場
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フィアット『500』の「フェラーリ仕様」が誕生した。といってもこれは、フェラーリがフィアットに対して発注したもの。欧州各地のフェラーリディーラーで、顧客送迎用のいわゆるコテージーカーとして用いられる。

ベースは最高級モデルである14.リッター16バルブ「スポルト」仕様。マニェッティ・マレッリ社が排気系などのチューンを担当したほか、レッド塗装のブレーキキャリパー、スポーティーペダル、赤ステッチ入りブラックステアリング、195/45タイアが与えられている。

さらにレザー製インテリアはフラウ製で、ダッシュボード助手席側にはリミテッドエディションを示すナンバー入りプレートが貼られている。

フェラーリが1969年以来フィアットグループの傘下にあることを説明する必要はなかろうが、「フェラーリ社におけるフィアット車」はさまざまな逸話がある。

エンツォ・フェラーリは自身が著名になってからも、日常の足としてフィアット『1100』に乗り続けた。さらに1970年代イタリアで65歳以上は180km/hを超える車の運転を禁ずる法律が存在したときは、フィアット『132オートマティック』を運転していた。また今日マラネッロ本社構内に入場できるのは、原則としてフィアット・グループ系車両のみである。

《大矢アキオ Akio Lorenzo OYA》

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