三菱自動車大型トラックリコール事件、ふそう元会長ら逆転有罪判決

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三菱自動車製の大型トラックの欠陥について国に対して虚偽の報告をしていたとして道路運送車両法違反(虚偽報告)に問われていた三菱ふそうトラック・バス元会長の宇佐美隆被告らに対する控訴審判決で、東京高裁は虚偽報告していたと認定、宇佐美被告に求刑通り罰金20万円の逆転有罪判決を言い渡した。

宇佐美被告は、一審・横浜簡裁で無罪だった。同じく一審で無罪だった元常務の花輪亮男被告、元執行役員の越川忠被告、法人としての三菱自動車も有罪とし、罰金20万円を言い渡した。

控訴審判決で永井敏雄裁判長は、国土交通省の職員による同社への報告要求を適法とした上で、当時の三菱自動車や宇佐美被告らは、ハブの破損について強度不足の可能性があることを知りながら、国に対して事実と反する報告することを了承していたとしている。

宇佐美被告は上告する方針。

《レスポンス編集部》

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