ミシュランは、2008年の「日仏交流150周年」を記念して2009年春にフランス語による日本の観光ガイド『ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン』を発行する。
2010年に1000万人という目標を掲げて、2003年に「ビジット・ジャパン・キャンペーン」がスタートして以来、日本を訪れる訪日外国人旅行者数は増加している。フランス人旅行者数は2007年には13万8000人、対前年比17%増となり、うち観光客は7万9000人、対前年比26%増と大幅に増加している。
そこで、ミシュランと日本政府観光局(JNTO)が連携して2007年4月に発行された実用旅行ガイド『ミシュラン・ボワイヤジェ・プラティック・ジャポン』(Voyager Pratique)に続いて、『ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン』を刊行する。
新しいガイドブックのミシュラン・グリーンガイドは、旅行者が日本各地の観光地について、より簡単に知ることができるよう新しい情報を提供する。ガイドブックには、旅を成功に導くために必要な情報を多数掲載する。
掲載地は星なしから3つ星まで分類され、ライターの内の1人が必ず訪問している。この実地調査は4月に始まり、合わせて12人以上のライターや編集者がこのプロジェクトに関わっている。
ミシュラン・グリーンガイドコレクションは現在、9か国語307種類(5大陸中4大陸を網羅)が出版されている。ミシュラン・グリーンガイドの2007年度版は、世界で150万部超の販売部数を記録している。