全体相場は2004年9月以来の9日続落。日銀発表の6月の企業短期経済観測(日銀短観)が3期連続の下落となったことから、景気先行きに対する警戒感が台頭。値ごろ感からの買いも入ったが、上海市場の軟調な動きが重しとなった。
9日間の平均株価の下げ幅は1000円に迫り、4月17日以来の安値水準となった。円相場は1ドル=105円台の高値圏で推移したが、自動車株は高安まちまち。
ホンダが前日比30円高の3640円と反発。富士重工業(スバル)、日野自動車、ダイハツ工業も反発した。
一方、日産自動車が10円安の867円と続落し、マツダが反落。スズキ、いすゞ、三菱自動車工業も反落した。
トヨタ自動車は5010円で変わらず。