ヤマハ発動機は、競技用モトクロッサーYZシリーズの『YZ250F』で、2009年モデルを7月18日から発売する。
2009年モデルでは、クラッチは、減大(プライマリードリブンギア)支持構造の変更、ゴムダンパー化により操作性向上、ジャダースプリング廃止などにより操作荷重低減を図った。
フロントサスペンションは、作動感向上をテーマにセッティングを変更した。特にしっかりした減衰感と高速でのコーナー進入時のスムーズな作動感を得るため、減衰力発生バルブの仕様を見直した。
マス集中化による優れた運動性能を一層引き出すため、リアサスペンションも作動感向上をテーマに仕様を変更した。リアショックアブサーバースプリングはスチール製に変更、その上で減衰力発生バルブの仕様最適化を図った。新採用の軽量リアハブ、軽量リアアームとの相乗効果から、軽量ボディの特徴を継承しつつ、マス集中化を達成。コーナーでのリニアなコントロール性を支援する。
このほか、車体にホワイト色を施した限定モデル「YZ250F White Limited Edition」(限定50台)を設定した。このホワイト車には、ブラックリムを採用する。
YZ250Fの価格は64万5750円。