日産 キャシュカイ を中国で生産、販売

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日産 キャシュカイ を中国で生産、販売
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日産自動車の中国合弁会社である東風汽車有限公司(東風日産)は、同社の花都工場で生産する『キャシュカイ』(日本名『デュアリス』)を販売開始した。

キャシュカイは、「都会の遊牧民」をコンセプトワードとしており、中国では遊牧民を意味する『逍客』の名前で販売する。

中国向けキャシュカイのエンジンは、最大出力137PSの2.0リットルガソリンエンジン(MR20DE)を搭載する。トランスミッションは、2WDに6速マニュアルとCVTの2機種、4WDにCVTを設定する。

また、中国の顧客ニーズに合わせて、欧州仕様のキャシュカイに対して、内装にベージュ色を採用するとともに、外観はサンルーフの形状を変更し、メッキのサイドボディプロテクターを追加する。

キャシュカイの中国での希望小売価格は、16万7800人民元(約241万円) - 21万9800人民元(約316万円)で、販売目標台数は月販3000台。

キャシュカイを生産する花都工場は、日産生産方式(NPW)を採用し、高品質な製品作りに取り組んでいる。同工場ではキャシュカイのほか『ティーダ』、『シルフィ』、『リヴィナ ジェニス』、『リヴィナ』を生産している。

キャシュカイは07年2月の欧州での発売を皮切りに日本、豪州、南アフリカ、中近東などで販売されており、同年の総販売台数は約14万台だった。好調な販売に対応するため、今年1月には英国日産が生産能力増強し、日本では九州工場で2007年12月から年産2万4000台の計画で生産を開始しており、中国は同車を生産する3番目の国となる。

《レスポンス編集部》

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