【ボルボ XC70 解説】揺るぎない安全性への取り組み

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“安全はすべてに優先する”をスローガンに掲げるボルボ、今回の『XC70』も安全性に対する取り組みは盤石だ。

レーダーセンサーを用いて前方走行車との車間距離を設定に応じて、自動的に加減速して最適化する「ACC」+「追突警告機能」+「車間警告機能」のほか、注意力が散漫になって運転が雑になったドライバーに対して休息を促すシステム(ドライバー・アラート・コントロール+レーン・デパーチャー・ウォーニング)など、現行『V70』同様、安全走行をサポートする数多の機能を採用する。

「繰り返しになりますが、“エンジン横置きのFF”も安全性にこだわるボルボ全車に通じる重要な基本パッケージとして知っていただきたい部分です。横置きエンジンであれば前面衝突時のクラシャブルゾーンを大きく確保できる。もちろん、キャビンスペースの確保という点でもメリットは大きい」(ボルボ・カーズ・ジャパンマーケティング部岡田勝也氏)。

多気筒エンジンを横置きすれば、ステアリングの切れ角は小さくなり、結果、駐車時やUターンなどでの取りまわしが悪化するのが一般的だ。しかし、今回のXC70の最小回転半径値は5.7m。たとえば、ライバルの一台であるアウディ『A6オールロードクワトロ』と同数値に収まっている。決して取りまわしが悪いとはいえない。

「今回のXC70では新開発の6気筒、しかも直列のエンジンを横置きしていますが、コンパクト設計によって、長さは従来の直列5気筒エンジン同等なのです。プレミアムなモデルにふさわしいユニットとして6気筒はマストでした。コンパクトさだけでいえば、V6という選択肢もあったかもしれません。しかし、V6はエンジン長は短くても横幅は広くなる。それでは横置きにする意味はなくなってしまう」(岡田氏)

「高次元でバランスした重厚感とスムースさも絶対バランスを持つ直6ならではの魅力でした」と岡田氏は付け加えるが、ボルボの安全性に対する執拗なまでの取り組みには今さらながら頭が下がるほどだ。

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《戸塚正人》

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