【スタッドレスタイヤ徹底ガイド'07】氷上からドライ路面まで実感のグリップ力…ブリヂストン ブリザックREVO2

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【スタッドレスタイヤ徹底ガイド'07】氷上からドライ路面まで実感のグリップ力…ブリヂストン ブリザックREVO2
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BMW『320iツーリング』に『ブリザックREVO2』の偏平サイズを装着して、実際に雪道、氷上、ドライ、ウエット路面を走ってみた。タイヤサイズは205/55R16で320iの標準サイズだ。雪を求めて東北方面に向かった。

高速道路はつねにドライで夏タイヤがマッチしそうな路面コンディションだったが、REVO2は制限速度で走る限り普通に走れる。直進状態からハンドルを少し切れば手ごたえが出てくるし、緩いカーブが続くところでもグリップ力があるので走りやすい。ブレーキもほとんど夏タイヤのように利いてくれるので安心感が高い。

このようにドライ路面でしっかりしたグリップ感が出るのは、偏平サイズのメリットだろう。トレッドのグリップだけでなくサイドウォールが低いので、スタッドレスタイヤでもヨレヨレせずにグリップするのだ。

雪道でもグリップのしっかり感が安心感につながる。アクセルペダルを踏んで加速しようとしたときに後輪が雪を蹴って前に進む感触は力強い。アクセルペダルを強く踏み込んでエンジンパワーを発揮させても、トラクションは強くなるもののホイールスピンは最小限で収まり、尻振りなどの不安定な動きにつながりにくい。コーナリング中にアクセルペダルを踏み込んでも、リヤは横滑りしにくい。もし滑ったとしてもDSCが作動してすぐもとに戻してくれるし、DSCをオフにして試してもコントロールしやすい滑りだった。

雪道でのハンドルは不自由を感じさせない利きでよい。320iツーリングでの前後グリップはよく曲がる能力と安定性とのバランスが取れていた。

アイスバーンでもREVO2らしくツルツルせずに確実な走りが実感できた。ゴムと氷の摩擦力は接触面積が大きいほど有利だが、しなやかにグリップするゴムとあいまって、滑りやすいアイスバーンを克服している。もちろん急にアクセルペダルを踏み込んだり、急にハンドルを切ったりするなど激しい運転では滑ってしまうが、通常のスムーズな運転ならアイスバーンでも自信を持って走れるだろう。

雪道でもアイスバーンでも制動能力は気になるところだが、ブレーキを踏み始めたときに予想できる停止位置で停まることができる。アイスバーンでは極低速になってからなかなか停まらないケースがあるが、REVO2では問題なかった。

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《こもだきよし》

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