ブリヂストンは、国内市販用タイヤのメーカー出荷価格を2008年3月1日から値上げすると発表した。
タイヤの主要原材料である天然ゴム相場は依然として高値の範囲で推移しており、また、合成ゴム・カーボンブラックなど石油化学系原材料の価格も、原油価格の高騰で高値水準が継続している。
同社では生産性の向上やコスト削減などの施策を重ねてきたものの、企業努力のみでこれを吸収するのは困難と判断、国内市販用タイヤのメーカー出荷価格を値上げすることにしたと、している。
値上げ幅は乗用車・小型トラック用が5.5%、トラック・バス用が7%、建設車両用が10%、二輪自動車用バイアスタイヤが10%などとなっている。