【スーパーアグリF1】富士で雨が降ればスルスルっと…

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25日、ホンダの日本GP直前記者会見にはスーパーアグリ・ホンダ(SUPER AGURI F1 TEAM=SAF1)関係者も登場。鈴木亜久里チーム代表は、観客には悪いが、雨になれば、意外な展開もありえる、と。

●佐藤琢磨 / SAF1

「昨年、なんとか“レースをする”ことが大目標、というところから始まって、日本GPから最終戦のブラジルGPでいい流れをつくることができた。それを07年につなげたかったんですよ」

「そして今年はローラーコースターのようにアップダウンの激しいシーズンになったけど、それはつまり、僕たちのチームがコンペティティブな(競争の)世界に入っていけたことの証明でもあると思います」

「シーズン後半は厳しい戦いが続いているけれど、日本GPでは僕たちのチームがもっている力をすべて発揮して、いいレースをしたい。そして、レース展開に“よいサプライズ”があればいいんですけどね。初めての富士、楽しみです」

●アンソニー・デビッドソン / SAF1

「もうすぐ終わってしまうのが惜しいくらいに、2007年は良いシーズンだった。(チームにとって)夢にも見ていないような、期待以上のシーズンだったと思う。僕にチャンスをくれた亜久里サンとチーム、ホンダに感謝したい」

「それに、F3時代からの良きライバルである琢磨がチームメイトだったんだからね、エキサイティングなシーズンだったよ!」

「日本のファンにも感謝している。彼らに『小さいチームでもこんなことができるんだよ!』ってところを、富士で見せたいね」

●鈴木亜久里 / SAF1代表

「アッという間に2年目の日本GPが来た、という感じですね。スペインで初ポイント、カナダでは6位に入って、『もっといけるんじゃないか!』なんて思ったりもしたんですけど、やっぱりそんなに甘い世界じゃない。みんながギリギリでがんばっていますから」

「一番小さいF1チームですけど、最大限の努力で富士のレースも戦っていきますよ。雨が降るといろんな要素が重なってくるので、そこを琢磨とアンソニーがスルスルっと、いい順位に上がってくれればいいんですけどね。ただ、お客さんには晴れで、いい観戦状況でレースを見てもらいたいんですよ(笑)」

《遠藤俊幸》

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