【プジョー 207CC 発表】スポーティな存在のGT

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プジョー『207CC』にはベースモデルのほかに、ハッチバックと同じようにスポーティモデルの「GT」も用意されている。このGTには1.6リットルのターボエンジンが搭載され、ミッションは5速MTだけが設定されている。

プジョージャポン、サービス部品部の鈴木聡さんは「GTは207CCでもスポーティな走りを楽しみたいと思う人に向けたモデルです。このターボエンジンは『MINIクーパーS』と共通のタイプですが、150ps(ミニクーパーSは175ps)に最高出力を下げて扱いやすさを重視していますので、久しぶりにMTを乗る方でも運転はしやすいと感じられるはずです」という。

実際にGTのエンジンは1400rpmから最大トルクを発揮してくれるので非常に扱いやすい。発進してすぐにトルクバンドに入り、そこからは2.0リットルの自然吸気以上の余裕のある力強さを与えてくれる。クラッチも軽いので、MTでも乗りにくいと感じることは少ないだろう。

ただしその反面、高回転での伸びやパワーの立ち上がり方は穏やかなので、MTを駆使して乗りこなすようなタイプのクルマではない。

足まわりも専用となり、タイヤも17インチにサイズアップされているので、ハンドリングもベースモデルに比べるとシャープに仕上げられており、キビキビとした走りを楽しむことができる。乗り心地も多少は硬くなっているが、快適性を損なうほどではない。

できればGTもATで乗りたいとところだが、本国でもこのエンジンとATの組み合わせがないらしく、しばらくは5速MTだけの設定となりそうだ。

確かに207CCのGTは久しぶりにMT車に乗ってみたいという人には最適なクルマだろう。このオシャレなクーペカブリオレと5速MTの“ミスマッチ”もなかなか面白い。

《岡島裕二》

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