富士重工業は26日、ダイハツ工業から小型車『ブーン』をベースにしたOEM(相手先ブランドによる車の生産)供給を受け、スバル『ジャスティ』の名称で今秋から欧州で販売を始めると発表した。
年間6000台の供給を受ける計画。富士重は、欧州連合(EU)の二酸化炭素排出量自主削減目標に対応するため、燃費性能の良い、小排気量モデルをラインアップする必要があった。
富士重は、トヨタ自動車から出資を受けていることから、今回その子会社のダイハツからのOEM供給が決まった。生産は、ブーンと同じ大阪府池田市のダイハツ本社工場で行われる。
富士重の欧州市場のジャスティはこれまで、スズキの『スイフト』(先代)をOEM供給を受けていたが、今回のダイハツと富士重の提携で、中止する。