ロサンゼルスモーターショーで、北米専用のFFコンパクトセダン、日産『セントラ』に2つの追加モデルが発表された。スポーツバージョン「SE-R」と「SE-RスペックV」だ。
SE-Rはノーマルセントラの2.0リットルエンジンを177hp仕様の2.5リットル4気筒「QR25DE」エンジンに変更。パドルシフター付きCVTの組み合わせにより、コンフォートとスポーティネスとを両立させたコンパクトセダンに仕上がっている。
セントラのラインナップ中、最もハイパフォーマンスなモデルとなるSE-RスペックVはSE-Rのエンジンをベースに高回転型に対応させるために圧縮比アップ。それに伴いクランクシャフト、コンロッドも強化され、給排気の見直しにより6600rpmで200hpを発揮。
「2万ドルのプライスタグで200hp=1馬力100ドルは、スポーツコンパクト市場でも最も魅力的な1台」とプレスカンファレンスで発表された。両モデルは、共に来年3月から北米で発売される。