【TMSF2006】成瀬弘「オレを殺す気か!」…トヨタミッドシップスピリット

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11月29日に開かれたトヨタモータースポーツフェスティバル。『MR-S』の生産終了をもって、「MR」シリーズ22年の歴史に幕を閉じるということで、歴代の開発陣を迎えてのトークショーが行われた。

初代『MR2』の開発に関して当時の印象を語る、歴代MRシリーズのテストドライバー成瀬弘さん、開口一番「オレを殺す気か!」といわせるほど、とにかく「まっすぐ走らない」ということから始まり、まずはまっすぐ走るように開発が進められたという。

成瀬弘さんは、現在トヨタ開発ドライバー300人の中で選りすぐられた「トップガン」と呼ばれる8名の、まさに頂点に立つマスターテストドライバーだ。

当時ミッドシップにあまり乗ったことがなかった成瀬さんは、乗り方をマスターするため1年間毎週土曜日に三河山間部を走りにいったという、休日出勤は相当なものになったそうだが、ほとんどボランティアで参加したという。

「成瀬さんとドライブしてると楽しいんです」と語るのは初代MR2の有馬チーフエンジニア。成瀬さんは、全身がセンサーになっていて、ボールジョイントやボディーのたわみを感じて「あそこをこう直したらもっと良くなる」と言って有馬さんを焚き付けたという。

しかし、どこまでいってもなかなか成瀬さんは「これでいい」と言わないため、ずっと走りっ放しだったという。

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