光岡自動車は、『大蛇(オロチ)』の量産モデルの自社設計シャーシが完成したと発表した。
同社では、今回開発したシャーシにトヨタ自動車から調達するエンジン、トランスミッションを搭載し、ボディを架装して今秋に型式認証を受けて市場投入する予定だ。
開発したシャーシは1970年代にブームとなったスーパーカーと同様、パイプフレーム式でシャーシを組み、車体中央にエンジンを置いて後輪駆動とする。開発では「シャーシだけで走る(意のままに操る)」を目指して開発した。サスペンションも自社で設計、前後ともA型アッパー、ロアアームで構成するダブルウィッシュボーンタイプの独立懸架タイプとしている。
同社の自社開発シャーシは、1994年に発売した『ゼロワン』、1998年に発売した『マイクロカー』シリーズに次いで3タイプ目となる。