ここ数カ月、来季のシートが最も注目されているドライバーと言えばマクラーレンのキミ・ライコネン。いっぽう2007年エースドライバーをマクラーレンに奪われる格好となったルノーは、何としてもライコネンを確保したいところ。
「ライコネンと交渉中であることは周知の事実。われわれにとって彼が第一候補だ。合意に達することができればこれほど嬉しいことはない。彼は現役最高ドライバーの一人であるだけでなく、若さも兼ね備えている」と語るのはルノー・スポール社長のアラン・ダッサー。
もう一人の候補者であるテストドライバーのヘイキ・コバライネンについては「彼のように経験のないドライバーを擁することにはリスクが付き物。即座に結果を出さなければならない現代のF1はニューカマーには厳しい」と否定的な見方をした。一方、ライコネンのマネージャーによると来月中にも発表があるとのこと。