カーナビ市場調査…世界660万台、うち日本が約半数

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矢野経済研究所は、「2006カーナビゲーション/車載用情報通信システム市場調査」を実施してその結果をまとめた。
 
調査は国内主要カーナビメーカー、自動車メーカ、カーエレメーカー、デバイスメーカー、ソフト/サービス業者など50社を対象に実施した。国内カーナビ市場だけでなく、欧・米・アジアのカーナビ市場やPersonal Navigation Device(PND)市場、PDAナビ市場も調査したほか、カーナビメーカー各社の次世代製品戦略、またカーナビと連携しつつ進化していく「ETC/DSRC」「デジタル地図」「デジタル衛星放送」「リアシートエンタメ」「インパネ/HUD」「ハンズフリー/Bluetooth」「車載カメラ」などITS関連市場についても併せて調べた。

調査結果によると2005年の国内カーナビ市場は、対前年比8%増の伸びで、315万台市場となった。 このうち、国内市販市場は、HDDカーナビが市場を牽引し、110万台市場となった。国内純正市場は205万台で、最新技術を搭載したディーラーオプション製品の人気が上昇している。
 
欧州カーナビ市場は、前年比18%増の264万台で、米国が同33%増の76万台だった。
 
2005年の世界カーナビ市場は、約660万台で、欧州は、PNDが爆発的に伸びた。ある調査では2005年の世界PND市場規模は500万台、2006年は1000万台市場になるとの分析もあり、当面は拡大基調が続く見通し。
 
PNDが地図カーナビ市場に及ぼす影響は、現時点では不明としている。

《レスポンス編集部》

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