新型フォルクスワーゲン『パサート』のインテリアの特徴は「ダッシュボードのアッパー部を浮かせた、フローティングダッシュボードです。形もそうですが、色のコントラストで浮いているように見せています」と解説するのは、デザインを担当したロバート・レスニック氏。
「またドアパネルが、ダッシュボードに繋がるラインにも注目して下さい。全体的には、ライト&ブライト、軽やかで広々とした造形を狙いました」
フローティングダッシュボードは、立体的に質感高く見せてくれる。「V6・4モーション」にはウォールナットウッドパネルを標準装備し、「2.0T」には明るいポプラウッドをオプションで用意するパサートのダッシュボードは、色のコントラストもうまく使い、謳い文句どおり「高級というよりは上質」なたたずまいを見せてくれる。