国土交通省は23日、バイクETC(二輪車用自動料金収受システム)を今秋をめどに本格導入することと発表した。
昨年から取り組んでいるモニターによる試行運用を受け、今後は運用状況の分析などを行う。安全性などを確認した上で関係機関とも協議を進めながら、車載器の市販化にあわせて本格導入を図る。
国交省と各高速道路会社は昨年4月から首都圏で、今年2月からは近畿圏と中部圏で二輪車ETCのモニターによる試験運用を実施している。このアンケート調査でも97%が「二輪車ETCを必要」と回答し、96%のモニターが試行終了後も「利用したい」としていた。
また、各高速道路会社も二輪車ETCの実用化に向け、ETCカードのみの料金割引に対応を始めることとした。