23日、ホンダから『ライフ』、『ザッツ』に続く、第3のトールワゴン『ゼスト』が発表された。ゼストのコンセプトは様々なシーンで自在に使いこなせる“スイッチムーバー”だ。
スイッチムーバーとは、女性でも男性でも、パーソナルでもファミリーでも、街乗りでも遠出でもというように、様々なシーンで使い分けることができるマルチなクルマという意味が込められている。
ゼストのエンジンやシャシーのベースはライフとなっているが、ゼストはライフよりも全高を高めることで、ラゲッジの容量を拡大し、よりファミリーにも適した使い勝手を実現している。
ゼストの開発責任者を務める五十嵐則夫さんは「ゼストは普段は奥様の日常の足として使える扱いやすさを持ち、週末にはレジャーにも使うことができる積載性や、遠乗りしても疲れない居住性を実現したスイッチムーバーです。ゼストなら1台で家族全員が楽しむことができ、行動範囲も拡げることができると思います」とコメント。
確かにこれだけのラゲッジの積載性を持っていれば、スズキ『ワゴンR』やダイハツ『ムーヴ』と同じように、ゼスト一台でも、少人数の家族ならまかなうことができるだろう。ライフは女性のパーソナルユースという感覚の軽自動車だが、ゼストならファミリーにもオススメできる。