【プジョー 1007 日本発表】ピニンファリーナとのコラボ

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【プジョー 1007 日本発表】ピニンファリーナとのコラボ
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プジョーの新型ベーシックカー『1007』のデザインは、同社の上級モデル『407』などと同様、イタリアのカロッツェリア、ピニンファリーナとのコラボレーションによるものだ。

「マルチパーパスビークルでありながら、セダンのダイナミズムを併せ持つ」「電動スライドドアを装備する」というコンセプトに従い、ピニンファリーナが全体的なシルエットと「アローライクフォルム(矢のようなフォルム)」と称するサイドビューをデザイン。その基本スタイリングをベースに、プジョーデザインセンターがフロント、リア、インテリアをデザインしたという。

1007はBセグメント(欧州市場での区分け。全長3.5−3.85mの乗用車)モデルとしては全高がかなり高く(1630mm)、サイドウインドウのグラスエリアも非常に広い。このようなディメンションのモデルは、全体的に前のめりに見えるデザインになりがちだ。

ピニンファリーナとプジョーのデザインチームはリアハッチに強いキャラクターラインを入れたり、リアドアに大型の曲面ガラスを採用するなど、さまざまな工夫によってその問題を回避している。デザイン的に躍動感を出しにくいハイルーフ、ショートボディというパッケージでありながら、前進感が強く、均整の取れたフォルムを実現していることは、1007の大きな魅力の一つとなっている。

《井元康一郎》

井元康一郎

井元康一郎 鹿児島出身。大学卒業後、パイプオルガン奏者、高校教員、娯楽誌記者、経済誌記者などを経て独立。自動車、宇宙航空、電機、化学、映画、音楽、楽器などをフィールドに、取材・執筆活動を行っている。 著書に『プリウスvsインサイト』(小学館)、『レクサス─トヨタは世界的ブランドを打ち出せるのか』(プレジデント社)がある。

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