トヨタ RAV4 新型北米バージョンは3列シートも

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トヨタ自動車販売USAは、新型2006年モデルRAV4の北米限定バージョンを公開した。新型RAV4はヨーロッパ向けバージョンがすでにフランクフルトモーターショーで発表済みだが、北米限定バージョンはかなり異なったデザインとなる。

まず特徴となるのは、ヨーロッパ向けのものより4インチ長いホイールベース。またエンジンにもV6がオプションとして追加されている。ヨーロッパ向けではランフラットタイヤ搭載のため、リアゲートのスペアタイヤが取り除かれていたが、北米バージョンはこれまでと同じくスペアタイヤがついている。タイヤはランフラットではなく通常タイプだ。

全体として見ると、北米向けRAV4は従来型より全長が14.5インチ、幅が3.2インチ大きくなり、インテリアスペースも拡大した。これにより、3列目シートがオプション装備可能となっている。スタンダードエンジンは2.4リットルで、『アバロン』に使われている3.5リットルV6が選択可能となった。V6のパワーは269hpだ。

さらに燃費にも注目。全体に大きくなり重量も増したが、燃費はむしろ向上し、4WDのV6バージョンで市街地20mpg、高速道路27mpg、フロントドライブの2.6リットルバージョンでは市街地24mpg、高速道路31mpgと、このクラス最良となっている。

当初は日本での生産が予定されるが、2008年初頭にはカナダ、オンタリオの工場での生産が始まる予定。2.4リットルエンジン仕様は、今年12月から販売が始まる。

《Sachiko Hijikata, US editor》

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